いつもどこでも2cm浮いてる

はじめまして。

いつどこで誰といたって2cmくらい浮いてる気がする、生きづらい人です。

そんな経験したことみなさんはありますか。

 

わたしは生まれてこの方、重力に逆らって浮いていますよ。

ええ。生きづらさに狂い、成れの果てた宇宙人です。

ちろちろと川の流れのように文字を吐いて地球に着陸したいところですね。はい。

そこで地球にブログ開設ですいそいそと川をつくりましょうね。

どぶ川へようこそ、サファリパーク。サファリーパークとは。

 

はあ。

文字は変わらず素直じゃないし、鋭くないしお口が上手なわけでもなく、とりわけ脳内宇宙人なのですが、宇宙人には兄弟がいます。

 

姉と妹。それが別種の人間タイプで、頭が割としっかり陽キャ。まぶしいねえ。

同じ血が通ってるとは全人類が思わないほど人間性があって(遺伝は本当にクソ)。

性格よくて尚死ねばいい。

対比にぴったりなわいはゴミなんですが今にはじまったことではない。

 

姉は結婚もして人生の需要過程を真っ直ぐ突き進み、妹も後追うように男がいます。

姉の旦那はもちろん陽きゃなので「男はまだいないの〜」とつつき(やかましい死ね)ます。

 

そんな話題になりまして、なんでいないんだろね、性格騙してたら全然ええのにとか言い(ディスりしね)そもそも「結婚」を当たり前として押し付けるのも無理なんですが、無理なのです。

 

ディスりはおいとき、24043104歩譲歩したとしても、ゴミはわかるのです。

ゴミエイリアンにも、かつて男がおりました。優しくてマリアみたいな男が。

それはそれは天地がひっくり返るほど、価値観が広がりました。

 

ああ、人類とはこうして男という別姓と親しくなることでえっちいことから世界観まで広げてたりして、豊かな人生のコマをすすめるんだろうなと、ふと悟り、コマの進め方に孤独や焦りを感じたのを思い出しました。

 

妹も男ができてからと言うもの、言動と言動の間からみえる、人間の仕草が少し変わったように思えてしまうのです。

気の焦りなのでしょうか。

私の知らないところで、コマをスタコラサッサと進めて、地球で地に足をつけ、健やかに育っている。その知らない溝の黒いカタマリを、ふと感じとってしまった。もう私はまた地球にはたどり着けないと思いました。わたしの浮いてる膜は薄いかと思ったら分厚くかったのです。故郷の星へひとり帰り、文字をいそいそと書き、めそめそ川つくりませう。

 

思い出しながら水を端から引いていきます。同じ育ち方をしたはずだったけれど、きっと見る景色がきっと妹と姉はどこか違う、気付くたびに、同じと思ってた浅ましさが宇宙人にぴったりだと思いました。

 

2cm の透明な膜につつまれて浮くようなわたくしの景色は濁ってて。自分のお気持ちさえ取り出せずにもがいて、どこかさびしくて、綿矢りさの真似をしようとも、所詮、自分の背中はかわいくて蹴れない、自分が可愛くて醜いエイリアンなのです。

 

身の丈に合わない理想を電子レンジに無理に押し込み、毎日ゴリゴリに回転させようとするのでは、そりゃ痛いですねえ。理想と目をあわせるとて黒くてなにがなんだか、まあ今更なにをエイリアンがわかるというのだというところなのですが。なにもわからない。

 

わかったことは、ただひとつ。

ようこそここがサファリパーク(狂)